私たちは高校2年生の春、レイ・オハナで二人展をひらきました。
きっかけはオーナーさんが私達の高校の先生だったからです。 オーナーさんのご家族はお喋り好きな、明るい素晴らしい人達で、とってもお世話になりました。
レイ・オハナはとても自由でおしゃれなギャラリーです。 住宅街の中だったのでとっても静かでゆったりとした雰囲気でした。 近所の知らない人達もちょっと立ち止まってのぞいてくれたりしました。
キッチンもあったので、来てくれたみんなとお茶やお菓子を出して、楽しく話せたりしました。
作品は一人7点で、各コーナーなどは作らずに、会場中に交互に二人の作品を並べました。 セッティングや、照明、チラシなども自分達で積極的に行いました。
「高校生が個展をする」なんて早すぎると感じる人も多いと思いかもしれませんが、高校生の時だから、沢山の事を吸収している今だからこそ、
この個展は私達にとって価値があったと思います。 自分の作品を見てもらえたり、他人の意見を聞くことができたり、貴重な経験をしました。
二人展という事で、最初は心配していましたが、 それぞれの個性ある作品がケンカせずにひきたてあっていい空間をつくれた思います。
最後に、私達のように若い人達にも、どんどん自分が持っているものを発表して欲し いと思います。 素晴らしい機会をあたえていただいたことに感謝しています。
本当にありがとうございました。
東海大相模高校美術部 都甲佳未、澤田明子